ブリュッセルから1時間,ブリュージュの日帰りモデルコース&おすすめスポット紹介

ヨーロッパ

賑やかなブリュッセルから離れ、電車に揺られること約1時間。
3月の空気が澄んだある日、日帰りでブリュージュを訪れました。
街全体が世界遺産に登録されており、「天井のない美術館」と称されるブリュージュ。
中世の面影を残す赤レンガの建物や石畳、優雅に流れる運河など、絵本の中のような世界が広がっています。

今回は、実際に来訪したブリュージュのモデルコースとおすすめスポットをご紹介します。

モデルコース

ブリュージュの街を巡るなら、南から北へ向かうルートが最もおすすめです。
まずは、街の南側に広がる静かで緑豊かな「愛の湖公園」や「ベギン会修道院」エリアから
スタートし 、中世の静寂を味わいましょう。そこから運河沿いを歩き、賑やかな「マルクト広場」へと北上していくと 、静から動へと移り変わる街の表情を楽しむことができます。

北上するモデルコース🧭(所要時間:約4〜6時間)

※モデルコースとマップに記載の番号は、下記の「おすすめスポット」記事の番号と同じです。


おすすめスポット

ブリュージュで立ち寄ってほしいおすすめの場所とご飯屋さんをモデルコースの順にご紹介します。
それでは、スタート!


1. 愛の湖公園(Minnewater)、愛の湖橋(Minnewaterbrug)

まずは、ブリュージュの南側に位置する「愛の湖公園(Minnewaterpark)」を散策。
ここはかつて外港と運河を結ぶ港だった場所で、現在は緑豊かな市民の憩いの場となっています。

左端の見切れている建物はサスハウス(水門管理人小屋)です。水面に2つの石造りのアーチ(水門)が架かっています。サスハウスは、かつて港として栄えたこの街の水の歴史を今に伝えるスポットです。

湖畔に佇むおとぎ話のお城のような赤いレンガ造りの建物を見つけました。

愛の湖公園からベギン会修道院にかけての運河沿いには、たくさんの白鳥がいます。

公園の散策路を進んでいくと大きな石造りの「愛の湖橋(Minnewaterbrug)」があります。
橋の上から湖の奥を見渡すと、右手には先ほどのお城のような建物、中央奥には聖母教会の塔が見えます。


2. ベギン会修道院(Begijnhof)

愛の湖公園から少し歩くと、世界遺産にも登録されている「ベギン会修道院(Begijnhof)」に到着します。運河に架かる石橋を渡り、修道院の正門(写真左側、白壁の門)をくぐります。

門を抜けると街の音が遠のきました。石畳の道に沿って白い壁の家々が並びます。

3月頃に訪れたところ、中庭を埋め尽くすようにラッパ水仙が咲いていました。この季節だけの特別な愛らしさです。

修道院近くの広場には、ユニークな「馬専用の給水栓(水飲み場)」がありました。今も現役で使われており、馬車文化が根付くこの街ならではの情緒を感じられます。


3. Frit Bar

小腹が空いたらここへ!
フリッツ(フライドポテト)とボリュームのあるハンバーガーが美味しいお店です。
店員さんはフレンドリーで感じが良いです。
人気店のため入店までに待つこともありそうです。
ベルゴー名物のチェリービールは、酸味がありすっきりとしています。
飲みやすいのでビールが苦手な方にもおすすめです。

ベルギー名物のチェリービール、フリッツ、それとハンバーガーを頼みました。どれも美味しい!

4-1. 聖母教会(Onze Lieve Vrouwekerk)、4-2.救世主大聖堂(Sint-Salvatorskathedraal)

聖母教会と救世主大聖堂は近くに立っているのでまとめて立ち寄ることができます。

まず、街並みの中で一際目を引くのが、100メートル以上の高さを誇るレンガ造りの塔を持つ「聖母教会(Onze Lieve Vrouwekerk)」です。

運河に架かる聖ボニファティウス橋の向こうに見えるのが聖母教会です。

教会の足元には、中世の趣をそのまま残す美しいレンガ造りの建物が並びます。

まるでお城の入り口のようなアーチをくぐり抜けたり、お気に入りの路地裏を見つけるのもブリュージュ散策の醍醐味です。

続いて、12世紀〜15世紀にかけて建設され、ブリュージュで最古の歴史を持つとされる「救世主大聖堂(Sint-Salvatorskathedraal)」へ。正門の赤い扉が特徴的です。

大聖堂の前のベンチで休憩です。休憩しながら散策しても十分回り切れるというのも、ブリュージュのいいところ。


5. 薔薇の桟橋(Rozenhoedkaai)

ブリュージュが「水の都」と呼ばれる理由を最も感じられるのが「薔薇の桟橋(Rozenhoedkaai)」です。 この桟橋から運河の景色が楽しめます。

ここから少し歩いた場所には運河クルーズのボート乗り場があり、たくさんの観光ボートが行き交っています。水上から古い街並みを見上げるクルーズは、地上を歩くのとはまた違ったロマンチックな視点を楽しめます。


6. マルクト広場(Markt)、ブルグ広場(De Burg)

街の中心に位置する「マルクト広場(Markt)」は、カラフルで華やかな建物に囲まれたブリュージュ最大のハイライトです。広場の中央には、高さ約83メートルの壮大な鐘楼(Belfort)がそびえ立っています 。

ドールハウスのように可愛らしい三角形の屋根をしたギルドハウスや、ネオゴシック様式の州庁舎など 、中世の栄華を今に伝える建築美は圧巻です。

そして、ここから小道を挟んですぐ隣にあるのが、美しい市庁舎などが並ぶ「ブルグ広場(De Burg)」。趣の異なる2つの広場を、ぜひセットで歩き比べてみてください。


7.エルサレム教会(Jeruzalemkerk)

街を少し深く探検するなら、「エルサレム教会(Jeruzalemkerk)」へ行くのもおすすめです。慎ましい内装と、木の椅子や祭壇の温もりが落ち着きます。


まとめ:ブリュージュ旅を「いい感じに」満喫する旅のヒント

シーズンは春と冬がおすすめ
街が緑と花で満たされる春〜初夏、または中世の街並みに霧や雪が映えるロマンチックな冬(クリスマスマーケット時期)が特に素敵。

日帰り、宿泊どちらも◯
コンパクトな街なので、朝早めに到着すれば見どころは1日でぎゅっと満喫可能。
とはいえ、観光客が減る「夕暮れから朝方」の静寂こそがブリュージュの真骨頂のよう。1泊して早朝の運河を散歩するのも良さそうです。

無計画でも楽しめる
あまり計画しすぎずに、なんとなく散策してその場の景色を楽しむのがおすすめです。
コンパクトな街なので行ったり戻ったりできるのがブリュージュのいいところ。
ロマンチックな街並みをぜひのんびりと楽しんでみてください!

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